都はるみと岡千秋のデュエット曲「浪花恋しぐれ」が
好きだ。どうしても感動してしまう。
岡千秋の声質もいいが、都はるみの表現力が圧倒的で、
ぐっときてしまうのだ。
外国人の前で、この歌を紹介すると、日本人は恥ずかしい
と思うようだ。
外国人は、日本の芸人の夫婦は、こんな男尊女卑の
封建的な関係性なのか?と質問する。
これに対して落語家さえも、今どきはこんな夫婦関係は
ないと弁解する。
馬鹿野郎が!とテレビに向かって、わしは舌打ちする。
「出羽の守」シンドロームの奴らは、海外「では」、
男女関係は完全平等だと妄信している。
それなら#Me Too運動なんか海外から起こるはずがない
だろうが。
わしはテレサテンの「愛人」ソングが大好きであり、
石川さゆりの「天城越え」に震撼するし、
坂本冬美の「女は抱かれて鮎になる」が好きだし、
藤あや子の「むらさき雨情」のような女が大好きだ。
沢田研二の「カサブランカ・ダンディ」は、わしのこと
を歌っているのかと思った。
今はこういう「女が男に尽くす」歌が好きだと公言する
こともできない時代になってきた。
リベラル左翼が「男女平等イデオロギー」の全体主義を
作るべく、監視しているからだ。
昔の女は男に騙されて、20代後半で、立派な大人の
女として育っていた。
いまじゃ、30歳過ぎても少女のまんまである。
中森明菜が22歳で「難破船」を歌っていたことが
信じられない。